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2006年07月21日

外債ファンドの毎月分配の影響

外債ファンドで毎月分配をすることで、悪影響がまったくないといえばウソになります。
確かに、毎月分配金を受け取ることができる毎月分配型の外債ファンドは、これまで預貯金での運用に馴染んできた方にとっては、安心感を持てる商品だと思います。

その一方で、分配金を出すことによって、問題が出てくるのも事実です。
何より、ファンドの運用効率の低下につながります。
たとえば、基準価額が1万60円のファンドについて、50円の分配金が支払われれば、分配金支払い後の基準価額は1万10円に下落します。

そこからさらに70円値上がりして、1万80円になったとしても、再び50円の分配金が支払われたならば、分配金支払い後の基準価額は1万30円にしかなりません。

このように分配金が支払われると、その分、ファンドのサイズは伸びない、つまり投資できる資金が伸びないということになります。

これに対して、一切分配金を支払わずに運用した場合を考えてみましょう。
1万60円の基準価額のまま70円値上がりした場合、基準価額は1万130円になります。
ファンドのサイズが大きくなっていけば、それだけ投資に資金を振り向けることができるので、投資効率は高まっていくのです。

さらに、分配金を支払うということは、ファンドに組み入れられている資産の一部を市場で売却し、現金を作らなければならないことを意味しています。

債券を市場で売却するためには、その売却にかかるコストをファンドが負担することになります。
こうしたコスト負担も、ファンドの運用効率を低下させることにつながります。


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